三方五湖と日本海の壮大な景色を眺めながら、ドライブを楽しめるのが三方五湖有料道路、通称レインボーラインです。1968年に開通しました。
この観光道路は美浜町と若狭町にまたがり、若狭湾国定公園の名所であるリアス式海岸と、久々子湖、日向湖、三方湖、水月湖、菅湖といった五つの湖を一望することができます。
これらの湖はすべて繋がっており、湖ごとに淡水と海水の混じり具合が異なるため、湖面の青色が微妙に異なるのが特徴です。
道路は山岳地帯を通り、急勾配やカーブが連続しています。美しい緑豊かな丘陵地帯を登って行く途中、道路は梅丈岳の山麓まで続いており、梅丈岳の展望台からは素晴らしい景色を楽しむことができます。
第1駐車場からは索道を利用して山頂公園まで上がることができます。梅丈岳山頂へはリフトやケーブルカーを利用することもできます。
そこからは360度のパノラマで若狭湾や三方五湖を眺めることができます。この道路は若狭湾屈指の景勝地として知られています。
全長は15キロメートルで、幅員は6.9メートルから108.6メートルまであります。
最寄りのICは舞鶴若狭自動車道の若狭三方ICであり、第1駐車場までの距離は約10キロメートルです。
かつては有料道路で、正式名称は三方五湖有料道路でした。しかし、2022年に福井県道路公社が解散され、道路の管理は福井県に移管されました。
現在は福井県道273号三方五湖レインボーライン線として無料開放されています。ただし、一部区間は自転車や歩行者の通行が禁止され、夜間に閉鎖されます。
山頂公園
三方五湖レインボーラインの梅丈岳山頂に位置しており、第1駐車場からリフトやケーブルカーを利用してアクセスすることができます。山頂公園への入場には別途入場料が必要です。
山頂公園の展望台からは壮大な若狭湾の景色を眺めることができます。美浜町に広がる三方五湖の全ての湖を一望できる絶景スポットです。東西南北、どの方角からでも日本海と三方五湖を見ることができます。
5つのテラスが設置され、足湯やソファなど、さまざまなスタイルで景色を楽しむことができます。
非常に広大な公園で、展望台、リフトやケーブルカー、バラ園、恋人の聖地の碑、誓いの鍵、天狗堂の瓦投げ、和合神社、野外彫刻、五木の園、友好の鐘、めだか村、カブトムシの館、梅丈岳の安全地蔵尊、レストハウスなど、見どころが満載です。さらに、レストランなどで食事も楽しめます。
三方五湖レインボーライン線 通行時間
8:00~18:00
レインボーライン山頂公園
夏季シーズン(3月~11月)9:00~17:00
冬季シーズン(12月~2月)9:00~16:30
三方五湖レインボーライン 通行無料
山頂公園 入園料(リフト・ケーブル乗車料込み)
大人(中学生以上)1,000円
小人(小学生)500円