福井市・永平寺エリアには国分寺、東尋坊、八坂神社などの観光スポット、みたま祭り、三国花火大会、節分会などの観光イベント、さわやか、海鮮丼、油揚げなどのご当地グルメがあります。
福井市・永平寺エリアは車の移動か観光バスでのツアーがおすすめの名所巡りが堪能できるエリアです。福井といえばグルメの町、特に冬の名産はカニで、他の新鮮な魚介類も豊富です。
平地に点在する名跡の中で、東方に戦国大名の朝倉氏一乗谷屋敷跡が有り、福井市内から東北山間部には永平寺があります。福井東方面にはこの様に山間部の地形を利用した史跡、名勝地が多く、1日でも周遊できるコースとなっています。
福井は「メガネフレーム」等、精密機械の工業地の一面を持っていますが、産業面では特筆すべきものが多くありません。しかし観光地としては「東尋坊」を始め、海岸沿いに豪華な旅館が多く立ち並び、日本海で取れた新鮮な魚介類が堪能できる一方で、山間部で採れた山菜などの山の幸も豊富に取れる食に豊かなエリアです。
家族連れには嬉しい「福井こども家族館」や「福井県恐竜博物館」は子供に人気で、冬になると「スキージャム勝山」などウィンタースポーツのメッカに変わります。冬といえばこの付近で取れる「カニ」は絶品で、「カニ味噌に花を咲かせたカニしゃぶ」を堪能できます。
山手に東に行くとあるのが、現存する日本有数の城下町と、一体となった武家屋敷として有名な、一乗谷朝倉氏遺跡があります。東西南を山に囲まれた絶好の自然要塞は、長く朝倉家を守る役割を果たしてきました。
軍記物「朝倉始末記」には朝倉家代々の歴史が綴られており、博物館にてこれらの遺品を見る事ができます。また現地には、当時の民家や町の暮らしが人形で再現されており、非常に興味を持てる内容となっています。
福井市内からの道中には、「温泉せんべい」や、有名な文字の入った「酒饅頭」を堪能できます。
市内から北東に進むと、元々天台宗で修行を積み、栄に渡って帰国後曹洞宗を開いた道元で有名な永平寺があります。この永平寺は非常に質素ですが、神聖な空気を感じる事のできる山寺で、「精進料理」が有名で、一般人でも修行が積めるコースがある程です。
羽二重餅の発祥として知られるのが、明治30年(1897年)から続く老舗「松岡軒」です。 羽二重餅の材料は福井など国内産の餅粉と北海道産のビートグラニュー糖、水飴のみのシンプルな材料を使います。 保存料などは一切使用せず、昔ながらの手法で作られており、柔らかくさっぱりとした甘さに仕上げています。 松岡軒では代々「配合だけは変えてはいけない」と言い伝えられ、創業当時から守り続けている伝統の味は、現在でも変わることなく愛されています。 羽二重餅は真っ白でつややかな見た目が絹織物そのものであり、口に入れるとやわらかくほどけていく感触と上品な味わいが特徴です。 創業者の初代・淡島さんは、松岡軒...»
1954年創業の老舗和菓子屋であるマエダセイカの店舗で、福井県の銘菓である羽二重餅の製造販売を行っています。 店舗の入り口には恐竜などのオブジェが飾られており、福井県ならではの恐竜王国の雰囲気を楽しむことができます。 店内に入ると、重厚な門をくぐり、茅葺き屋根の建物が出迎えます。内部は100畳の広々とした空間で、太い梁が露出している様子が、古き良き日本の家屋を思わせます。 店内の中央には囲炉裏があり、温かいお茶を楽しむことができます。甘いお菓子と一緒に、ほっと一息つくことができます。 さらに、商品のほとんどは試食が可能で、様々な味を試して、好きな味をお土産に選ぶこともできます。 純白...»
福井県越前市の武生地区には、オムライスの上にカツが乗り、風味豊かなソースのかかった洋食「ボルガライス」が昔からある。越前市内だけでも20店舗以上、食堂や喫茶店、おしゃれなカフェ、洋食店、そば屋、バーなどでボルガライスがメニューで提供されている。オムライスの中身がチャーハンだったりピラフだったり、かけられるソースもドミグラスソース、トマトソース、中華風あんかけ、カツもトンカツではなくメンチカツだったりと、どのお店もソースやオムライスの作り方にこだわりのあるボルガライスで、様々なアレンジの効いたボルガライスが味わえるのだ。しかし、「見た目が火山(ボルケーノ)をイメージさせる」「ロシアの卵料理ボルガ...»
カツ丼と言えば玉子とじのものが一般的にイメージされる中で、福井でかつ丼といえばソースで食べる”ソースカツ丼”。福井市では家庭でも飲食店でもソースカツが一般的です。ソースカツ丼の歴史が始まったのは大正時代のことで、福井県の老舗洋食店「ヨーロッパ軒」が発祥。明治45年に店主がドイツでの数年間の料理修行を終え、帰国した。ドイツ仕込みのウスターソースを日本人に合うようにと創意工夫し、翌大正2年に東京で開催された料理発表会で初披露されたのがソースカツ丼でした。その後、福井へ帰省し、その味が現在までしっかりと受け継がれています。作り方はシンプルで、薄くスライスされた豚肉をきめ細かいパン粉でカラッと揚げ、揚...»
福井県北部にある福井市は油揚げ・がんもどき消費量が60年連続日本一。その福井市に隣接する福井県内の第二都市、坂井市の丸岡町竹田地区は、山の雪解け水を活かして古くから豆腐作りが行われてきた。その木綿豆腐を原料に、時間をかけて作られる”油揚げ”。その特徴は、5センチ四方、厚さ4センチと、一般的な油揚げではありえない大きさだ。外はパリッと香ばしく、中の生地はスポンジケーキのようにふんわりとやわらかい。味わいは、豊かな大豆の旨みが凝縮していて、味噌汁や煮物はもちろん、炒め物、ステーキ、炊き込みご飯など様々な料理で活躍する。店によっても大きさや食感、皮の厚さなどが様々。...»
修行僧のタンパク源として古くから食べられてきたごま豆腐は精進料理の代表格。丁寧に炒ったゴマをじっくりすりつぶし、ミネラルが豊富な白山からの伏流水と最上級の葛を加え練りあげることで、豊かな香りとなめらかでもっちりとした味わいになる。厳しい修行の中で脈々と受け継がれてきた滋味豊かな味である。冷やしたごま豆腐に特製の味噌ダレをつけて味わうのが永平寺流。お酒のつまみとしてもお薦めで、最近では抹茶入りのごま豆腐を黒蜜で味わうデザート感覚の商品も登場し、若い人にも好評。...»
強力粉をつなぎとした蕎麦に、大根おろしが入った出汁ツユを蕎麦にかけたり(ぶっかけ・みぞれ)、大根のしぼり汁に生醤油や出汁をくわえたツユに蕎麦をつけて食べる(しぼり・おしぼり)、大根おろしを使う蕎麦。「越前そば」、「おろしそば」とだけでも呼ばれ、大根を「薬味」ではなく「出汁」として利用していることが特徴。蕎麦店では、大根を注文を受けてからすりおろしたり、辛味を調整するために使う部位をかえるなどのこだわりがある。 江戸時代に時の領主が非常食としてそばの栽培を命じ、そばに越前産の大根をおろしたものとだしをかける食べ方が推奨されたのが起源とされる。現在では地域によって食べ方が異なり、そばに大根おろ...»
そばの名産地・福井県では「手打ちそば」は郷土料理として親しまれている。そば打ち体験も盛んで、日本初の体験施設は福井市にあると言われている。そば打ちは初心者でも比較的簡単にできるので、人気が高い体験講座。「全日本素人そば打ち名人大会」もあり、そばの「水回し」、「こね」、「延し」、「切り」のすべてが、時間内で無駄なく美しく作業がされているかを競う。そば打ちは精神的、肉体的に正されるし、実際、気持ちが揺れていると、おいしいそばにならない。緊張しながら熱心にそばを打つことは、心のリフレッシュにも。...»
”ぜいたく煮(たくあん煮)”とは、京都府、滋賀県、福井県、石川県、富山県などに伝わる郷土料理。古いたくあんの塩分を抜いて、出汁やしょうゆ、鷹の爪などを入れた汁で煮たもので、家庭によって様々な味がある。名前の由来は、そのままでも食べられるのに、わざわざひと手間かけて煮る点が「ぜいたく」だと、名付けられたようだ。酒のつまみやご飯のおかず、お茶漬けの付けあわせとして温かいまま、または冷やして食べる。主に夏から秋にかけて作られる料理。 福井県の代表的な郷土料理の一つが、「古たくあんの煮物」です。これは大根を収穫した後、秋から冬にかけて漬けられた「たくあん」を、古漬けとして出てきたものを塩抜きし、出汁...»
福井県は、油揚げの消費額が50年以上ものあいだ1位を誇る油揚げ王国。県内各地のスーパーマーケットに行くと、驚くほどの油揚げの種類の多さ。分厚くずっしりと重量があり、他県では「厚揚げ」と呼ばれているものが福井の一般的な油揚げ。煮てよし、焼いてよし、炒めてよしと万能な油揚げは、福井の全県民に愛されるソウルフード。2019年からは県内各地の油揚げを楽しむイベント「あげフェス」も福井駅前で開催されています。各店で食感や味は千差万別。そんな厚揚げ(油揚げ)が串焼きに。...»
豊かな山々に囲まれた福井市美山地区で生産されている、従来の茸のイメージを一新した純白の美しいきのこ。柔かい舌ざわりと繊細な味わいで、どんな料理にも合う。 宝石のように美しい白色は研究を重ねた結果、平成元年に誕生した。豊かな自然の恵みを取り入れた人工栽培によって、約50日間かけて愛情込めて栽培されている。ビタミンB1、B2が豊富に含まれ、健康食として注目を集めている。ほのかに甘く歯ごたえも十分。バターで炒めるだけでもジューシーな味わいで、またサラダにも最適。...»
永平寺町松岡に酒蔵を構える黒龍酒造の日本酒「黒龍」。 福井の地酒と言ったら、すぐにこの名前が挙がる、北陸の代表銘柄のひとつ。酒名は九頭竜川の古名である黒龍川にちなんでいる。黒龍酒造の前身は創業1804年(文化元年)の石田屋で、かつて松岡藩が酒造りを奨励産業に指定するほど良水に恵まれた土地で、かつては数多くの酒蔵があった。 七代目蔵元は同じ醸造酒としてのワインにも深い興味を抱き、フランスやドイツを歴訪。ワイン同様に日本酒を熟成できないかと試行錯誤を続ける一方で、少量で高品質な酒造りだけを追求し続け、1975年、全国で初めて、独自の長期熟成方法による大吟醸酒を商品化し、大吟醸ブームの火付け役とな...»
永平寺町松岡に酒蔵を構える黒龍酒造の日本酒「黒龍」。 福井の地酒と言ったら、すぐにこの名前が挙がる、北陸の代表銘柄のひとつ。酒名は九頭竜川の古名である黒龍川にちなんでいる。黒龍酒造の前身は創業1804年(文化元年)の石田屋で、かつて松岡藩が酒造りを奨励産業に指定するほど良水に恵まれた土地で、かつては数多くの酒蔵があった。 七代目蔵元は同じ醸造酒としてのワインにも深い興味を抱き、フランスやドイツを歴訪。ワイン同様に日本酒を熟成できないかと試行錯誤を続ける一方で、少量で高品質な酒造りだけを追求し続け、1975年、全国で初めて、独自の長期熟成方法による大吟醸酒を商品化し、大吟醸ブームの火付け役とな...»
自然豊かな福井県は酒造りに適した水、米、風土に恵まれており、全国清酒鑑評会では複数の福井の地酒がコンスタントに賞を取っている。県内の約半数が、蔵元自らが杜氏を行う「蔵元杜氏」という形で酒造りが行われている。酒蔵によって酒の造り方、品質管理、酒質、価格などもさまざまで、甘口、辛口以外に、今では芳醇旨口と言われる地酒も多くなってきた。研ぎ澄まされた一滴一滴の水を大切に使い、最高の気候条件の中で、水や米などの素材を最大限に活かす。数多くの銘酒はその上で酵母の性質や杜氏の腕があって生まれる。 越前・若狭の地酒は福井県越前・若狭地域で作られた清酒のことです。福井県酒造組合によって商標登録されています。...»
明治42年(1909年)に越廼村茱崎にて創醸し、戦後に現在の福井平野北部に移転した「越の磯」(こしのいそ)が、平成10年(1998年)より始めたクラフトビールの醸造。日本酒醸造の杜氏が造り出す、麦芽100%でコクと旨味が特徴の越前福井ビールDIOS。DIOSという名前は、福井県の地ビールの名称として一般公募したなかから、ギリシャの酒の神「Dionysos(ディオニュソス)」からとったそう。オールシーズンで飲める種類は“ピルスナー”、“アンバーエール”、“ダークエール”。できたての味を楽しめるように、熱による殺菌や濾過をおこなっていないため、ビール酵母による濁りや沈殿もある、生きたビール。...»
日本酒「黒龍」や「九頭龍」の銘柄で知られる老舗蔵・黒龍酒造が開いた、酒をはじめとする北陸の食や文化を発信する観光施設。約3万坪の広大な敷地には、黒龍の由来ともなった九頭竜川(旧名は黒龍川)、そして永平寺の山々や田畑が広がる。その景色をゆったりと眺めながら日本酒と食を愉しむ、利用は20歳以上からの酒蔵を中心とした大人のためのテーマパークだ。 観光施設「ESHIKOTO」の名称は、「ESHI=えし」は「良い」を表す古語にちなみ、「ESHIKOTO=えしこと=良いこと」の意味を持つ。また、逆から読むと「とこしえ=永久」になることから「永久の豊かな時間」という想いも込められている。 「酒樂棟」(し...»
羽二重餅は、米・砂糖・水飴というたった三つの材料で作る菓子。ひらひらとしたしなやかな質感で、ほんのりとした甘さが特徴である。餅粉を蒸し、砂糖・水飴を加えて練り上げた、福井県の和菓子。名前の由来の「羽二重」とは日本を代表する伝統的な絹織物のこと。平織りと呼ばれる経糸と緯糸を交互に交差させる織り方で織られ、織機の筬の一羽に経糸を2本通すことからこの名が付いた。最高級の絹織物であり、軽くて柔らかな肌触りと上品な光沢が特徴である。江戸時代から福井県周辺地域の主な産業は繊維業であった。福井では明治初期ごろから羽二重の生産が本格化していったが、欧米に向けて輸出され、一般の人達が上質の羽二重を目にする機会は...»
福井県民に福井のお菓子と聞けば、多くの人がその名を挙げるほど昔から名物として定着しているのが「水ようかん」である。他県の人にはなかなか馴染みがないが、実は福井では水ようかんを雪が降る寒い時期に、こたつに入って食べる習慣が根付いている。その理由は材料にあり、一般的な練りようかんと同じく、砂糖と餡を寒天で固めて作るが、ふだん夏に食べる水ようかんは、水飴などいろいろなつなぎが入っていたり、腐らせないため添加物が入れてあることが多い。それに対し、福井の水ようかんは、黒砂糖と小豆、それに寒天のシンプルそのもの。あまり日持ちしないので、寒い冬に作って食べたということである。砂糖と寒天の分量を少なくすること...»