福井県北部にある福井市は油揚げ・がんもどき消費量が60年連続日本一。その福井市に隣接する福井県内の第二都市、坂井市の丸岡町竹田地区は、山の雪解け水を活かして古くから豆腐作りが行われてきた。その木綿豆腐を原料に、時間をかけて作られる”油揚げ”。その特徴は、5センチ四方、厚さ4センチと、一般的な油揚げではありえない大きさだ。外はパリッと香ばしく、中の生地はスポンジケーキのようにふんわりとやわらかい。味わいは、豊かな大豆の旨みが凝縮していて、味噌汁や煮物はもちろん、炒め物、ステーキ、炊き込みご飯など様々な料理で活躍する。店によっても大きさや食感、皮の厚さなどが様々。